
真行院の新本堂は、檀信徒、関係者の皆様のおかげさまをもちまして無事完成し、平成29年6月4日には落慶式を行うはこびとなりました。ご協力いただきました檀信徒、関係者の皆様におかれましては、心より感謝申し上げます。ここでは、真行院本堂建替え事業においての、旧本堂取り壊しから、新本堂建立の様子を紹介したいと思います。
以前の本堂は解体作業の中でわかったことですが、木造建築ではあるものの、戦後の資材があまりない頃に建てられたためか、本堂に使われている材木は貧弱でお世辞でも頑丈なものとはいえないものでした。できるだけ古い本堂を活かしたいと思っていた私たちにとって、改めて修繕でなく、建て替えによって安全な本堂にしようと決断をするに至った次第です。
旧本堂に加え、以前の玄関部分も取り壊すことによって、大きな本堂を建設することが可能となりました。建設予定地が更地になった頃、7月6日には地鎮式が行われました。
基礎の打ち込み、地盤改良を経て、新しい本堂を支えてくれる鉄骨が運び込まれ、組まれていきました。柱、棟、梁など基礎構造が完成した頃、9月25日には上棟式が行われました。
平成28年末頃には、外観のだいたいの形ができあがりました。