
観世音菩薩とは、観音菩薩、または親しみを込めて観音さま等と呼ばれる菩薩で、浄土宗では勢至菩薩と共に阿弥陀三尊のひとりとされています。
法華経の普門品では、観音菩薩が私たちを救ってくださるにあたって、三十三の姿に変化すると説かれます。その説示に基づいて俗信のさまざまな観音菩薩を挙げたものを三十三観音といいます。
本堂左手に安置されております観世音菩薩は、瑠璃観世音菩薩といいます。瑠璃観世音菩薩は、三十三観音のひとつで、香王観音ともいいます。左手に瑠璃壺を持ち、厄除け・水難除けのご利益があります。真行院の瑠璃観音菩薩像は、熱心な浄土宗信者さん自らが彫った力作です。本堂建て替え事業の記念に奉納していただきました。